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[社会]

<続報>催眠商法事件に日本人2人が関与

2006/04/01 07:13 JST更新

 ホーチミン市の市場管理局と5区公安は3月29日、「心臓の痛みを瞬時におさえる」などと効能を偽って宣伝し、無許可で医薬品を販売したとして、ニャット・ベト・ティエン・ニエン(Nhat Viet Thien Nhien=日越天然)社の捜索を行い、販売活動に関わったとみられる日本人2人の関与について取調べを行なった。  同社は、5区にあるショッピングセンターで毎日4回、セミナーと称した医薬品の販売会を開催し、毎回100人ほどの参加者に対して医薬品を売りつけていたが、販売許可や効能を証明する書類は一切所有していなかった。今回問題とされた商品は、日本では肩こりなどに効くとしておなじみの、小さな円形状で貼付式の磁気治療器だが、彼らは他にも腹巻きや枕などの商品を同様の手口で販売していた疑いが持たれている。  取り調べに対して同社のレ・フー・ティン社長は、「実際に会社を運営しているのは2人の日本人で、自分は毎月100~150ドル(約1万1700円~1万7600円)を受け取り名義を貸していただけだ」と主張している。 

[2006年3月30日 Nguoi Lao Dong 電子版]
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