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今年40歳の越僑(海外在住ベトナム人)女性弁護士チャン・ホンさんがアメリカの上院議員選挙に立候補する。上院議員への道のりは険しいもので、彼女はまずワシントン地区で民主党の公認候補の座をかけて別の2人の候補者と戦わなければならない。このうち1000万ドル(約10億円)の選挙資金を有するマリア・カントウェル候補が強敵だと見られているが、ホンさんは若さと法律知識を武器に対抗していく構えである。民主党の公認候補となった暁には、11月7日の中間選挙で共和党の候補者と一騎打ちとなる。 1966年にホーチミン市で生まれ、1975年にアメリカに渡ったホンさんの半生は決して順風満帆なものではなかった。中学生の頃からかけもちしてきたアルバイトと奨学金で大学を出て弁護士になった彼女は、実体験に裏打ちされた社会問題に対する強い関心を持ち、もっぱら社会的弱者のために尽力してきた。今回の選挙でも彼女は福祉サービスの充実とイラクからの軍の早期撤退を2本の柱として、全国の低所得者層とベトナム人コミュニティーを中心に選挙運動を行うという。
[2006年6月7日、Tien Phong紙、電子版]
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