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7月1日から全国で宝くじが一斉に値上げされ、ホーチミン市ではこれまで1枚2000ドン(約15円)で販売されていた宝くじが、1枚5000~1万ドン(約30~70円)と2倍以上に値上がりした。今までバイクの駐車代程度の金額で気軽に買えた宝くじが一気に値上がりしたことで、宝くじ公社には消費者から電話が殺到し、以後発行枚数も20~30%減少していると言う。 今回の値上げ幅に比例し、賞金の額も5000万ドン(約36万円)から1億2500万ドン(約90万円)に上がった。しかし多くの消費者は、金額よりも当たるチャンスを増やして欲しいと考えている。特に貧しい人々にとって、今回の値上げは宝くじで夢を買うというささやかな楽しみを奪われるに等しい。 しかし、安い額面の宝くじは、紙代、印刷代、運搬費などのコストが余計にかかるため、宝くじ公社としては1枚の金額を高く設定したいというのが本音だ。宝くじは、北部、中部、南部の3つの地域別に運営されており、北部と中部ではだいぶ前から5000ドンの宝くじが販売されているが、南部では今回が初めて。そのため人々の反発も大きい。 ホーチミン市公安も、今回の値上げで貧しい労働者層がギャンブルに走るのではないかと懸念しており、宝くじ公社は、今後の売上の推移を見て、再度値下げを検討する可能性もある。
[2006年7月15日 Nguoi Lao Dong紙 電子版]
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