ホーチミン：日本の業者受注の「斜柱」で損失4億円 [社会]

　日本の共同企業体N.E.S.が建設を受注した総投資額1億米ドル（約115億円）規模の排水処理場建設工事で、7474本のコンクリート支柱のうち2522本が0.4～1メートル傾いた状態で建設され、およそ600億ドン（約4億3000万円）の損失を与えた事件について、ホーチミン市人民委員会と建設省が調査を行い、原因解明を関連当局に指導した。　またプロジェクト管理委員会は、ホーチミン市人民委員会と建設省に送った報告書の中で、建設業者に対し調査費用とその他関連処理費用を全額負担するよう要求、さらに工事の品質を調査するよう提議した。公安当局では、建設方法が適切であったかどうかについて、現在調査を行っている。　

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