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ベトナム有数のビーチリゾート、ニャチャン(カインホア省)の名産、魚の干物の驚くべき製造方法を紹介する。 まず皮や骨を取り除き、魚の内臓がプカプカ浮かぶ桶に入ったどす黒い水で「洗い」、ミョウバンをまぶし、もう一度「水洗い」し、調味して型を整え、竹の網格子に数日干す。市場では、ラップでこぎれいに包まれて、ひと包み2万ドン(約140円)で売られ、観光客がわれ先に買い求めるが、生産者名や賞味期限の表示は見当たらない。 「作ってるとき、あまりの臭さにハエも寄ってこない」「サワラとか、エイとか、書いてはあるけどホントはいろいろ混ぜるんだ。着色のために内臓も使うよ。」「ホウシャ(=硼砂、ベトナムでは食品への使用が禁止されている。写真用現像液の促進剤として使われることが多い。)を多めに入れると歯ごたえがよくなるんだ」・・・と地元の人は語る。
[2006年8月3日 Tien Phong紙 電子版]
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