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9月30日から10月1日にかけてベトナム中部を直撃した大型の台風15号(ベトナムでは6号 ※関連ニュース参照)により、ベトナム有数の観光地であるクアンナム省ホイアン町も大きな被害を受けた。ホイアン観光の目玉である旧市街では土砂が堆積しゴミや木の枝が散乱する中、住民が復旧作業に追われている。集中豪雨や暴風で電線も切断され、依然として停電が続いている地域もある。しかし、このような大変な状況に追い込まれながらホイアンの人々はある事実に胸を撫で下ろし笑顔を見せている。 それは樹齢100年を超える樹木や電柱もなぎ倒されるほどの凄まじい雨や風に襲われながら、世界遺産に指定されている旧家屋がいずれも倒壊を免れたことである。300~400年前に建てられて以来、本格的な修復がされておらず老朽化が激しい状態であったにも関わらず屋根瓦が飛ばされる程度の被害で持ちこたえた背景には、町の指導部と住民の協力があったのは勿論だが、それ以外に何か不思議な力がホイアンの世界遺産を守ってくれたのだと考える住民も多い。 研究によるとホイアンの旧家屋は、地勢や方位、地脈や陰陽の気などを考え、そこに生きる者とそこで死んだ者すべてに良い自然環境を求めようとする風水に基づいて設計されていることが分かっており、その効果が現れたのだという見方もある。
[2006年10月4日、Tien Phong紙、電子版]
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