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今月6日、ハノイ市に住むグエン・トゥ・フオンさんは、市内の郵便局からスピード郵便サービス(EMS)で携帯電話1台をホーチミン市の知人へ送った。送り状には、内容品「携帯電話ノキアN72」、価格「740万ドン(約5万5000円)」と記入し、送り状の控えもきちんともらった。そしてこの時の郵便物の重量は579グラムだった。 そのちょうど1週間後、フオンさんは郵便局から、受取人不在のため郵便物を返送します、という内容の通知を受け取った。そこでフオンさんは市内の郵便局へ行き、郵便局員の目の前で返送された郵便物を確認のため開封した。するとそこに入っていたのは、送ったはずの携帯電話ではなく、重さ260グラムのレンガ1個だったのだ。 フオンさんはその場で対応を求めたが、どの時点ですり替えられたのか特定できない、と郵便局員からはまともな回答を得られなかった。しかしハノイ市郵便局によると、郵便物については通過する各郵便局で重量検査をしているため、調査すればどこで過失があったかすぐに特定できるという。そして確認作業が終わり次第、郵便局は送り状に記載された金額を利用者に賠償するとしている。
[2006年10月23日 Cong An Nhan Dan]
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