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[社会]

警察が女性弁護士の出国を妨害

2006/11/01 07:07 JST更新

 女性弁護士のニャンさんが警察に出国を妨害された上、バイクを運転中に警察官に突き飛ばされるという事件が起きた。ニャンさんはポーランドで開かれる国際労働組合セミナーに参加するためハノイの空港から出国しようとしていたところを突然、空港警察に身柄を拘束された。飛行機に乗り遅れ、セミナーへの参加をふいにされたニャンさんが公安省の出国禁止命令文を見せるように要求したところ、警察側は文書などなくこれは口頭命令による措置だと開き直った。ニャンさんは文書がないのは後々の責任の所在を曖昧にするためだと見ている。  さらに、ニャンさんは翌日、バイクで職場に向かっているところを前日空港で取り調べを受けた警察官の一人から突き飛ばされバイクから転げ落ちて怪我をした。警察がこのような実力行使に出た理由の一つとして、ニャンさんがセミナーでベトナムはストライキが認められておらず労働者の権利が保証されていないという国の政策を非難する趣旨の発表を計画していたことが挙げられる。また、ニャンさんは2006年9月8日に結成されたベトナム昇進党という民主化と多党政治を主張する政党のプレスを務めているため、この党の存在を認めていない国から圧力を受けたとの見方もある。 

[2006年10月26日、BBC VIETNAMESE.com]
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