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[社会]

カントー橋崩落事故で、犠牲者の合同追悼式

2007/10/01 19:24 JST更新

 メコンデルタ地方ビンロン省で建設中のカントー橋が9月26日朝崩落し作業員約50人が死亡した事故で、現地では9月30日午後、合同追悼式が行なわれた。追悼式にはチュオン・ビン・チョン副首相、ホアン・チュン・ハイ副首相、服部則夫駐越日本国大使、工事を請け負った日系3社の共同企業体(JV)の筆頭社である大成建設の葉山莞児会長ら工事関係者、遺族らが参列した。ホー・ギア・ズン交通運輸相は、交通運輸部門の政府管理責任者として、事故に対する謝罪と犠牲者および遺族への哀悼の言葉を述べた。葉山会長もベトナム国民に対し、謝罪と哀悼の意を表した。  この事故による死者・負傷者の数は9月30日午前10時時点で、死者49人、負傷者82人(うち重体17人)、行方不明3人となっている。また、物的損害額は400億ドン(約2億9000万円)に上ると見られている。  

[2007年9月30日 ベトナム国営通信]
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