土地取引えさに同僚らに銀行で借金させ持ち逃げ [社会]

　東南部ドンナイ省でこのほど、ドンナイ皮膚科病院の従業員が土地の取引をするからと言って同僚らからお金を受け取り、そのまま行方をくらます事件が発生した。この3カ月行方が分からなくなっているのはチャン・ズイ・タン。タンは同病院のチャン・グエン・タン院長の実の孫で、病院で電気技師として働いていた。　タンは1カ月5％の利息を約束したうえで、同僚ら15人に銀行からお金を借りさせ、合計3億ドン（約180万円）を受け取っていた。同僚らは院長の孫だと思って信頼し、お金を貸したと話している。しかし院長は「孫が金を借りていたことは知らなかった。孫がしたことは自分で責任を取らせる」と語った。さらに、タンにはこの病院以外でも架空の土地取引をえさに多くの人をだました疑いがもたれている。

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