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[社会]

駐ブラジルの越参事官、誘拐されるも自ら脱出

2008/08/18 17:31 JST更新

 駐ブラジルベトナム大使館のブー・タイン・ナム参事官は16日午前11時半ごろ(現地時間、以下同じ)、武装グループに誘拐され行方が分からなくなっていたが、18日午後3時ごろ監禁されていた場所から自ら脱出し警察に無事保護された。  誘拐当日、ナム参事官は知人らとリオデジャネイロの観光地コルゴバド山にタクシーで向かっていた。武装グループはナム参事官とともに、別の車に乗っていた中国人観光客3人を連れ去った。その後犯人からの連絡はなく、行方の分からない状態が続いていた。ナム参事官と3人の中国人旅行客は、同市の貧民街コンプレクソ・ド・アレマン地区にある家に監禁されていたが、自ら脱出しタクシーでホテルに戻ったという。4人にけがはなかった。  誘拐事件発生を受けて、ファム・ザー・キエム副首相兼外相はブラジルのアモリン外相に対し、事件の早期解決とナム参事官の救出を要請していた。  

[VnExpress, 18/8/2008, 10:07 GMT+7]
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