ホーチミン市：タクシー車両数急増で制限案検討 [社会]

　ホーチミン市交通運輸局は17日、市内でのタクシー車両数の急増対策について同市タクシー協会などと協議し、新たなタクシー事業者への営業許可を一時見合わせる案も検討された。　同局によると、昨年10月中旬時点の市内のタクシー事業者数は35社、タクシー車両数は1万711台で、前年同期より事業者数は1社、車両数は14％増加している。2015年までの同市公共輸送システム発展計画と比べると、タクシー車両数の急増ぶりが目立ちすでに2010～2015年期の計画値を12.7％上回っている。　さらに、一部の大手企業がタクシー事業に新規参入する計画も浮上している。そのため、同局はタクシー車両数の増加を制限する規制文書を早急に公布するよう同市人民委員会に上申した。それによると、新たな方針が示されるまでは使用年限の切れた車両を新しい車両に置き換える場合のみ新車両を導入することができるとしている。

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