[社会]
ジョンソンベビーシャンプーに発がん性物質が混入?
2011/11/11 07:37 JST更新
) (C) Vietnam plus |
保健省医薬品管理局はこのほど、米国の製薬ヘルスケア企業、ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーシャンプーに、発がん性があるとされる「1,4ジオキサン」と許容範囲を超える「クオタニウム-15」が混入しており、幼児の健康に害を及ぼすとの国内外の報道を受け、同社のベビーシャンプーの成分分析を専門機関に指示した。8日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
ベトナムでは、1,4ジオキサンを化粧品類の生産に使用することは禁じられているが、一方のクオタニウム-15は防腐剤としての使用が認められている。当該製品のラベルに記載されている同社発表のデータによると、クオタニウム-15の含有量は0.05%となっており、許容水準にある。
今回の成分分析では、1,4ジオキサンの混入の有無と、クオタニウム-15の実際の含有率に焦点が当てられる。なお、韓国系スーパー「ロッテマート」は、当該製品の取扱いを停止すると発表している。
※11月29日追記情報
保健省は29日、ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーシャンプーの成分分析結果を発表し、当該製品の安全性について問題無しとし、安全宣言を行った。
[Dao Loan, Saigon Times, 22:00 (GMT+7) 8/11/2011 U]
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