[社会]
ホーチミン:歩道を野菜畑に転用も取締りできず
2012/03/10 07:13 JST更新
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ホーチミン市2区アンフー街区には高級ビラが建ち並んでいるが、多くのビラの前の歩道が掘り返されて、野菜や果物の木が植えられている。散歩する人は車道を歩かざるを得ない状況だ。5日付カフェエフが報じた。
近くの集合住宅に住む男性は「車道を歩くのは交通違反だし危険でもある。しかしどこを歩けばいいのか」と話した。ある行商人は「歩道で物を売っているところを見つかれば、始末書を取られた上に商品を没収される。ビラの住人は歩道を占有しているのに罰金も科されないのか」と不満を訴えた。
アンフー街区人民委員会のグエン・ドアン・テー・フン副主席は「問題のビラはアンフー・アンカイン居住区建設案件に属しているが、現在も建設段階でまだ投資主から引き渡しを受けていない。そのため人民委側には今のところ処分の権限がない」と説明した。
一方アンフー・アンカイン居住区案件管理委員会のチャン・バン・フオック副委員長は「実は我々も困っている。ビラの住人には元の状態に戻すよう呼び掛けているが、処分する権限は我々にもない」と述べた。完成が近付けば、全ての歩道に敷石を敷くことになるが、完成がいつになるかはまだ分からないという。
[CafeF, 05/03/2012, 07:41, O]
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