ハノイ：公安が大規模な銀行強盗対応訓練を実施 [社会]

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　ハノイ市公安は19日、ベトナム農業農村開発銀行（アグリバンク）本社で大規模な銀行強盗の対応および人質救出訓練を実施した。同市公安は、この訓練のため、公安職員600人を動員、特殊車両50台を出動させた。以下に今回の訓練シナリオを紹介する。20日付トゥオイチェー紙（電子版）が報じた。　19日正午頃、銃と刃物で武装した5人組の覆面を被った強盗が銀行に押し込み、警備員に重傷を負わせ、現金を要求した。通報を受けた公安は迅速に現場に駆けつけ、人質となった銀行員や顧客を救出すべく交渉を図るも、これに失敗。強行突入作戦に移行する。　篭城を続ける強盗グループが逃走に利用するタクシーを要求したため、特殊公安部隊の隊員がタクシー運転手になりすまし、要求どおりタクシーを銀行の正門前に停めた。強盗グループの注意がタクシーに向いた瞬間を狙い、配置された特殊公安部隊が強行突入を開始。正門前にいた強盗犯を狙撃犯が攻撃し、上層階の窓から侵入した特殊公安部隊が銀行内で篭城していた残りの強盗グループを制圧し、人質全員を救出した。

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