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[経済]

ホーチミンの外国人向け市場を巡る

2012/08/30 18:15 JST更新

(C) Tuoitre
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 ホーチミン市内には数百の伝統的市場があり、どこも賑わいを見せているが、国際都市ホーチミンには、外国人向けの市場やスーパーも多数存在し、その数は年々増えている。現地紙の記者は週末、これら外国人向け市場の実態を探るべく、各市場に足を運んだ。25日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。  10区レホンフォン通りの小道にあるレホンフォン市場は別名「南蛮(カンボジア)市場」と呼ばれている。規模は小さいものの、市場にはカンボジア産の食料品や衣類、アクセサリー類が所狭しと並んでいる。屋台のオススメ料理はなんと言っても、フーティウナンバンなどのカンボジア風麺料理。その他、産地直送の魚なども味わえる。地元客だけでなく越僑や観光客も訪れる穴場スポットだという。  タンビン区のタンソンホア通り周辺は韓国人向けの食料品店が立ち並ぶ韓国市場となっている。ここではキムチ、トッポギ、キムパプ(海苔巻き)などの食料品を販売している。この市場は、市内にある他の韓国人居住区(7区フーミーフン新都市区、タンビン区タンソンニャット空港周辺など)にある韓国系スーパーに食料品を供給している。  上記で紹介したカンボジア市場と韓国市場は、ベトナムの伝統的市場と類似した点が多いが、在越日本人は、ミニスーパーやコンビニエンスストアを好んで利用している。ベトナム人消費者をメインターゲットとしているコンビニは市内中心部を中心に展開しているが、ミニスーパーについては、日本人居住区(1区レタントン通り、タンビン区ファムバンハイ通り、コンホア通り)に集中している。しかし、日本製品は高品質であり、日本の食料品は健康によいと信じるベトナム人消費者の利用も増えているという。 

[Bao Chau, Tuoi Tre, 13:30 (GMT+7) 25/08/2012U]
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