[社会]
ホーチミンで見掛ける中国産「カラーひよこ」、染料に有害物質含有の可能性も
2012/09/25 08:38 JST更新
) (C) Thanhnien |
ホーチミン市では最近、ひよこの羽毛に染色した、いわゆる「カラーひよこ」の路上売店が多数出店しているのを見かけるようになった。中秋が近い事もあり、子供へのプレゼントにしようと買い求める人が多い。21日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
タンビン区15地区チュオンチン通りには、「カラーひよこ」の路上売店が10軒も並んでおり、客足が絶えない様子だ。ある店主によると、10分で5人が購入し、客は1回で2~7羽を購入していく。ひよこの仕入価格は6000ドン(約23円)だが、販売価格は1万5000ドン~2万ドン(約57円~76円)程。出店したばかりの頃は1日100羽が売れたが、最近は便乗する店が増えたため、20~30羽に落ち込んだという。
ある客が店主にひよこの羽毛は自然のものか染色したものか尋ねたところ、店主は「卵に特殊な薬を注射したため、羽毛に色がついた。だから、ずっとこのままの色だ」と嘯いていた。
なお、同区獣医局が「カラーひよこ」100羽を回収し羽毛を洗浄したところ、瞬く間に色が落ち、普通のひよこに戻った。ひよこは中国から輸入されたものと見られており、染料に有害物質が含まれている可能性があるという。
[Dinh Son Thanhnien 21/09/2012 3:20U]
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