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[統計]

ホーチミン:年初11か月の失業保険受給者数、前年同期比+35%増

2012/12/26 07:13 JST更新

(C)Tin Moi, 失業保険の申請をする人々
(C)Tin Moi, 失業保険の申請をする人々
 ホーチミン市労働傷病兵社会局によると、同市の年初11か月の失業保険受給者数は前年同期比+35%増の13万5000人となった。受給者の殆どが25~40歳の働き盛りだという。21日付ティンモイが報じた。  失業保険受給者のうち高所得だったのは全体の僅か1~2%程度。残りは主に単純労働者で、なかでも縫製と履物・皮革の分野に従事していた人が多かった。ホーチミン市人材需要予測・労働市場情報センター発表の統計によると、縫製及び履物・皮革の第4四半期の人材の需要は前期と比べて▲43%減少、前年同期と比べて半減したという。  例年年末に向けて消費意欲が高まることから、企業各社は需要に十分対応出来るようパートタイマーの雇用を強化をしているが、今年は逆に現有人員の削減を図っている状況だ。労働者の都市からの脱出や脱サラの傾向も伺える。  ビンタイン区にある建設会社の会計士をしていたイエンさんは、「給料は600万ドン(約2万4400円)だったが、これでは物価が高いホーチミン市での生活は厳しいので、田舎に帰って仕事をすることに決めた。田舎の給料は都会より低くなるが、生活費が安くて暮らしやすい」と語った。建設資材会社に務めるスアンさんは、「給料が減り人員が削減される一方、与えられる仕事は増えるばかり。貯金して小さな商売でも始めようと思う」と打ち明けた。 ※最終更新2012年12月27日09:03JST 

[Mai Phuong, Tinmoi, 14:57 (GMT+7) 21/12/2012 S]
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