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[社会]

ホーチミン:「ベトプライド」を初開催、LGBTの平等訴え

2013/08/28 12:44 JST更新

(C)Phap luat,Quynh Trang
(C)Phap luat,Quynh Trang
 ホーチミン市で24日と25日の両日、同性愛者や両性愛者など「LGBT」と呼ばれる人々が平等な権利を求める活動「ベトプライド」が行われた。昨年8月にハノイ市で国内初のベトプライドが開催されたが、ホーチミン市では今回が初めて。26日付ファップルアットタインフォーが報じた。  LGBTとは、女性同性愛者(レズビアン)、男性同性愛者(ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、性転換者(トランスジェンダー)、異性装同性愛者などを総称する略語。ベトプライドは、同性愛者の権利保護活動を行う非政府組織(NGO)「インフォメーション・コネクティング&シェアリング・センター(ICSセンター)」と在ベトナム・スウェーデン大使館 が共催した。  24日午後2時から市文化労働会館で、国内のLGBTの過去5年間の活動を総括するシンポジウム、LGBTをテーマとする短編映画の上映や写真展などが行われた。25日午前には、500人以上がLGBTへの社会の理解を求めて、市中心街の1区の道路を行進した。  スウェーデン大使館のマリア・セリン副大使は「ベトプライドを開催できたように、ベトナムではLGBTに対する見方が変わりつつある。今後、LGBT以外の人々からもこの活動により多くの関心を向けられるようにしていきたい。ベトナムが、同性結婚を認めるアジアの先駆者になることを希望する」と語った。  

[Phap luat thanh pho,26/08/2013 - 05:10,O]
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