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[社会]

米国内で初のエボラ感染、患者は越僑の女性看護師

2014/10/15 08:04 JST更新

(C) vnexpress エボラ出血熱に感染したファムさん
(C) vnexpress エボラ出血熱に感染したファムさん
(C) vnexpress エボラ出血熱に感染したファムさんと愛犬
(C) vnexpress エボラ出血熱に感染したファムさんと愛犬
 テキサス州ダラスの病院で働くベトナム系米国人看護師、ニーナ・ファムさん(女性・26歳)がエボラ出血熱に感染したことが確認された。米国内でエボラ出血熱の感染が確認されたのは今回が初めて。  ファムさんは、9月28日から10月8日に死亡するまで同病院で治療を受けていたリベリア人男性患者を担当しており、この男性から二次感染したものと見られている。ファムさんは10日、発熱のため同州の病院へ自力で向かい、検査を受けたところ陽性反応が出た。ファムさんは現在も同病院で隔離されている。  ファムさんは治療のため、エボラ出血熱から奇跡的に回復した米国人医師ケント・ブラントリーさんより輸血を受けたという。なお、ブラントリーさんの血液はこれまでに他のエボラ出血熱患者2人へも輸血されている。  感染の原因について正式な結論はまだ出ていないが、患者の治療のため防護装備を着脱する際、何らかの手順違反があった可能性が高いとされている。  ファムさんは米国で育ち、2010年にテキサスクリスチャン大学看護学部を卒業。その後、看護師として医療に従事してきた。現在、ファムさんの家族と愛犬も観察下に置かれており、ファムさんが住んでいたアパートの部屋も消毒が行われた。 

[VNExpress, 08:04 (GMT+7) 14/10/2014, A]
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