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[社会]

少数民族チュット族の女性とキン族男性が初めて結婚

2015/04/17 15:05 JST更新

(C)VnExpres,D.H、新郎コンさんと新婦マイさん
(C)VnExpres,D.H、新郎コンさんと新婦マイさん
 北中部ハティン省フオンケー郡ラオチェーで7日、少数民族チュット族の女性とキン族(人口の約9割を占める)の男性の結婚式が行われた。両民族間の結婚は初めてだという。  結婚したのは新郎レ・スアン・コンさん(23歳)と新婦ホー・タイン・マイさん(19歳)。2人は2011年に開かれた交流会で出会った。コンさんが積極的にアタックし、約1年後に愛し合うようになった。  コンさんは子供の頃から母の手ひとつで育てられ、高校を卒業すると兵役義務を果たしてからゴム工場に就職した。マイさんは、学校に行く子供が少ないチュット族の中では例外的に高校まで進学した。  相思相愛になってから結婚までに時間がかかったのは、コンさんが南部に出稼ぎに行っていたからで、その間は1年に2回しか会えなかった。コンさんの母親は当初、少数民族に対する偏見から結婚に反対していたが、今では2人の幸福を願って応援している。  なお、チュット族はベトナムとラオスに住む少数民族。ベトナムにおけるチュット族の人口は、2009年時点で6022人となっている。主に北中部クアンビン省の山岳地域に居住し、このほか南中部高原地方ダクラク省、同ラムドン省、北中部ハティン省などにも居住している。 

[VnExpress,15/4/2015 | 08:15 GMT+7,O]
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