サイゴンツーリスト傘下校と陶磁器のミンロン、フードスタイリスト養成クラス開講 [社会]

　国内最大手旅行会社のサイゴン観光総公社(サイゴンツーリスト＝Saigontourist)傘下のサイゴンツーリスト・ホスピタリティ専門学校(Saigontourist Hospitality College＝STHC)は、地場大手陶磁器メーカーの第1ミンロン社(Minh Long 1)との間で、フードスタイリスト養成クラスの開講に関する提携契約を締結した。これは国内初のフードスタイリスト養成クラスとなる。　これにより、第1ミンロン社はSTHC向けに設備や製品を提供するほか、クラスで教鞭を執るプロのフードスタイリスト、また同社が共催するシェフコンテスト「ザ・ゴールデン・スプーン・アワーズ(The Golden Spoon Awards)」で定評のあるシェフや専門家を派遣する形でSTHCを支援していく。　一方、STHCは、第1ミンロン社の高級陶磁器ブランド「リーズ・ホセラ(Ly’s Hocera)」の展示コーナーを設置する。契約の有効期間は3年間とし、必要に応じて文書にて更新することもできる。　STHCは毎年、生徒数約1000人のシェフ養成コース約120コースを展開。同校は現在、フードスタイリングをシェフ養成コースの1科目として位置付けているが、近い将来には独立したコースに格上げする予定だ。

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