VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[社会]

ベトナムのがん罹患数、2020年には20万例近くまで増加

2015/12/15 17:54 JST更新

(C) vnexpress
(C) vnexpress
 ホーチミン市がん協会のグエン・チャン・フン会長によると、ベトナムは非感染症疾患患者の増加に直面している。2012年の統計では、約52万人の病死者のうち73%ががん、心臓病、慢性肺疾患、糖尿病などの非感染症疾患だった。  ベトナムの2010年のがん罹患数は12万6307例(うち女性が約5万4000例、男性が約7万2000例)だったが、2020年には20万例近くまで増加すると予測されている。20万例のうち男性は約10万1000例で、肺がん、胃がん、肝臓がん、大腸がん、食道がん、咽喉がん、リンパ節がん、血液がん、前立腺がんの順で多く、女性は約8万3000例で、乳がん、胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸がん、甲状腺がん、卵巣がんの順で多くなるとみられている。  がんに関して正しく理解している人の割合は、今でも非常に低い。最近行われた12省・市での調査結果によると、「がんは不治の病で、早期発見しても助からない」と考えている人が67.2%を占めた。また、「手術をするとがんの転移が早まって死亡も早まる」と考えている人も35.8%いた。ベトナムは、がんの正しい知識の普及率を2020年までに70%に引き上げることを目標に掲げている。  

[VnExpress,10/12/2015 | 04:20 GMT+7,O]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる