日本庭園「リンリン・パーク」社長一家4人が愛媛で逮捕、地下銀行運営の疑い [社会]

　日本当局は9日までに、銀行法などに基づく免許を持たず不正に海外へ送金する「地下銀行」を運営したとして、銀行法違反(無免許営業)容疑で愛媛県松山市在住のベトナム人4人を逮捕した。

　逮捕されたのは、ゴ・チャイン容疑者(男・57歳)と妻、次男夫婦の4人。容疑者らは、2014年12月から2015年5月にかけて複数回にわたり、日本在住のベトナム人から預かった計約132万円を不正にベトナムへ送金した疑いが持たれている。

　チャイン容疑者は、ホーチミン市ホックモン郡にある日本庭園「リンリン・パーク」を所有・運営するトゥンソンタックホアビエン社(Tung Son Thach Hoa Vien)の社長を務めており、ベトナムの日本人コミュニティ及び在日ベトナム人コミュニティの間で人脈の広い人物として知られている。

　「リンリン・パーク」は面積が2万m2で、庭石や草木、池、橋を配し、池には日本から輸入した鯉約400匹が飼われており、ベトナム国内でも数少ない独特な日本文化空間となっている。入場時間は7時～19時、入場料は大人が5万VND(約256円)、身長0.8m以上～1.4m未満の子供が2万VND(約103円)、身長0.8m未満の子供が無料。なお、同パークは11日時点で通常通り運営されている。

このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。