ハノイ：国内初の清掃車10台を試験導入、ドイツから輸入 [社会]

　ハノイ都市環境社(ウレンコ＝Urenco)はこのほど、ドイツの清掃用機械メーカーであるハコ社(Hako)の清掃車「シティマスター(City Master)」10台を輸入した。こうした近代的な清掃車を輸入したのは今回が初めて。清掃車1台で清掃員数十人分の役割を果たすという。　ウレンコは現在、ホアンキエム区のチャンティエン街区及びリータイトー街区の2街区で清掃車を試験的に導入しており、将来的にはホアンキエム区、バーディン区、ハイバーチュン区、ドンダー区の4つの区でも導入する予定。　この清掃車は水を撒きながら付属のブラシで地面を清掃するだけでなく、ごみを吸い取る機能もある。コンパクトなデザインで、狭い道路や歩道も清掃することができる。清掃車を導入することにより、路上のごみ置き場の数を減らすほか、環境汚染の軽減や市内の環境改善にも繋がるものと期待されている。

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