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[社会]

15年の富豪一家6人惨殺事件、主犯格の死刑執行日が決定

2017/11/16 06:08 JST更新

(C) zing
(C) zing
 東南部地方ビンフオック省チョンタイン郡ミンフン村で2015年7月に発生した一家6人惨殺事件の主犯格で、強盗殺人罪により死刑判決を言い渡され同省の刑務所に服役中のグエン・ハイ・ズオン死刑囚(男・26歳)の死刑執行日が11月17日に決定した。

 同省人民裁判所によると、同地方ビンズオン省の刑務所へズオン死刑囚の身柄を移し、17日に致死量の薬物を注射する薬殺刑が執行される。本人も死刑の早期執行を望んでいるという。

 同じく強盗殺人罪により死刑判決を言い渡されたブー・バン・ティエン死刑囚(男・26歳)も死刑の執行を待っているが、時期はまだ決まっていない。同じく強盗殺人罪で禁固16年の判決を言い渡されたチャン・バン・トアイ被告(男・29歳)は服役中だ。

 この事件は、ズオン死刑囚とティエン死刑囚の2人が、木材加工会社を営むレ・バン・ミーさん(男性・当時48歳)の自宅に侵入し、一家6人を刃物で惨殺したというもの。ミーさんと妻、娘、息子、姪、甥の計6人が別々の部屋で殺害されたが、当時1歳半だった末娘だけは無傷だった。トアイ被告はズオン死刑囚らに凶器の購入ルートや使い方を教えていた。 

[Zing, 18:17 GMT+7 14/11/2017, A]
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