公安省幹部が変死、元警察トップの大規模ネット賭博事件に関与か [社会]

　インターネットを利用した大規模な違法賭博・資産横領・マネーロンダリング事件に関連して、ハノイ市バックトゥーリエム区にある公安省庁舎で4日午前、同省ハイテク犯罪防止警察局(C50)副局長のボー・トゥアン・ズン大佐の変死体が発見された。

　同省刑事警察局(C45)は、同省庁舎にあるズン大佐の事務室を封鎖して捜査を行ったが、死因は明らかにされていない。責任者によると、ズン大佐は同事件に関与したとの疑いが持たれているため職務停止処分を受けており、捜査当局から数度にわたって事情聴取を受けていたという。

　同事件に関連して、C50元局長のグエン・タイン・ホア容疑者(男・60歳)および同省警察総局元総局長のファン・バン・ビン容疑者(男・63歳)がそれぞれ「違法賭博開催容疑」と「公務執行にあたり役職・権限を乱用した容疑」で逮捕されている。

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