キエンザン省に2つ目の市が誕生へ、ハーティエン町を格上げ [社会]

　国会常務委員会はこのほど、メコンデルタ地方キエンザン省に新たに「ハーティエン市」を設ける決議を公布した。

　これにより、現在のハーティエン町を市に格上げし、2019年1月1日よりキエンザン省の2つ目の市として面積100.49km2、人口8万1576人のハーティエン市が誕生することになる。現時点では、省都ラックザー市が省内唯一の市となっている。

　ハーティエン市の設立に伴い、現ハーティエン町のミードゥック村を街区に格上げし、行政区画を新たに5つの街区と2つの村とする。

　カンボジアと国境を接する現ハーティエン町は、メコンデルタ地方における重点経済地域にあたる。キエンザン省およびメコンデルタ地方の経済・文化・社会の中心というだけでなく、メコンデルタ地方とカンボジアやタイなどの東南アジア各国とを結ぶ交通・交易の要衝ともなっている。

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