香港沖でベトナム船籍のタンカー炎上、死者・行方不明者も [社会]

　香港のラマ島から南に約1カイリ(1852m)離れた海上で8日午前11時半ごろ、ベトナム船籍のタンカーが爆発し炎上する事故が発生した。

　炎上したのは「アウラック・フォーチュン号(Aulac Fortune)」。この事故により、複数人が海に転落し、1人が死亡、2人が行方不明となっている。

　22人が救出されたが、このうち3人が負傷し、病院に救急搬送されて治療を受けている。

　積載量1万7500tのこのタンカーは、ガソリン6000Lを載せてシンガポールを出港し、中国の東莞市で貨物の大半を降ろした。7日に同市を後にし、次の目的地となっていた香港沖で事故が起きた。

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