[日系]
初代「ベトナムさくら親善大使」が安倍首相を表敬
2019/04/16 15:38 JST更新
) (C) 首相官邸, 右から2番目:アインさん、右:リンさん |
) (C) tienphong, 右:アインさん、左:リンさん |
ハノイ市で3月29日から31日まで開催された「日本・ハノイ桜祭り2019」で選出された初代ベトナムさくら親善大使と副大使の2人が、12日に日本の総理大臣官邸を訪れ、安倍晋三首相を表敬した。
安倍首相は、ベトナムの大使と副大使に対して、日本とベトナムのさらなる友好発展のために努めていって欲しいとコメントした。また、大使と副大使から安倍首相に、ノンラー(Non La、円錐形の葉笠)と蓮の花が描かれた額入りの記念品が贈られた。
「さくら親善大使」の選考は、ハノイ市文化スポーツ局および在ベトナム日本国大使館、政府系総合商社AICグループ(AIC Group)が共催した。親善大使の条件は、18歳以上のベトナム人女性で、未婚かつハノイ市在住であること、また日本や越日友好交流活動に興味があり、一定レベルの日本語を話すことができることなど。
応募の中から書類選考の末に残った50人が面接に進み、15人が最終選考に残った。この中からチャン・ジエウ・アイン(Tran Dieu Anh)さんが親善大使に、ファム・ゴック・リン(Pham Ngoc Linh)さんが副大使に選出され、「日本・ハノイ桜祭り2019」の開幕式でお披露目された。
大使のアインさんは、ハノイ市にある日越大学の修士課程に在籍する学生。一方、副大使のリンさんは、
ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の客室乗務員だ。
決勝でアインさんは、「日本と日本人の何を最も尊敬しますか?」という質問に対して、「私が日本語を学んでいるのは、日本人が周りの人々のことをよく気にかけ、面倒を見るからです。日本人はいつも細かいことにも気を付け、他の人に迷惑をかけないようにします。2011年の地震と津波の後も、日本人はきちんと列をなして支援を受け、周りの人のことも気にかけていました」と回答した。
またリンさんは、「もし大使になったら、最初にしたいことは何ですか?」という質問に対して、「日本とベトナムの多くの一般の人々に向けて、この時代に成し遂げたことを展示する展覧会を開催したいです」と回答した。
[2019年4月12日 首相官邸 / Tien Phong 19:14 28/03/2019, A]
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