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[社会]

海上保安庁、初の女性派遣協力官ら5人をベトナムへ派遣―船舶立入検査技術を指導

2019/06/18 04:53 JST更新

(C) 海上保安庁
(C) 海上保安庁
 海上保安庁は、ベトナム海上保安当局からの船舶に対する立入検査技術の指導要請を受け、17日から21日にかけて、モバイルコーポレーションチーム初の女性派遣協力官を含む職員5人をベトナム海上警察に派遣している。

 海上保安庁は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、この取り組みを通じて世界の海上保安機関との信頼関係の深化を図るとともに、法の支配に基づく自由で拓かれた海洋秩序の維持・強化に貢献していく。

 派遣先はハノイ市、訓練対象者はベトナム海上警察法執行職員15人。立入検査概論(座学)では、立入検査の実施方法や必要な器材などについての研修を行う。また、模擬立入検査(実技)では、密輸容疑船の乗組員に対する立入検査を想定し、女性被疑者を含む身体検査の実施方法、船内外の検索手法、立入検査実施時の記録のとり方について、ベトナム海上警察の訓練施設で訓練を行う。

 なお、2017年10月に発足した海上保安庁のモバイルコーポレーションチームは、海上保安国際協力推進官を責任者とする能力向上支援の専従部門。現在10人体制で、支援対象機関の職員と共に必要な支援内容を協議するなど、相互の能力向上を図っている。各国からの女性職員の能力向上支援の要請に対応するため、今年度から女性職員を配置している。 

[2019年6月14日 海上保安庁ニュースリリース A]
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