ベトナム航空、国際線で32時間遅延―システム不具合 [社会]

　ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のフランス・パリ発ハノイ行きVN18便が予定より32時間も遅延し、多くの乗客が影響を受けた。

　同便は24日午後2時(フランス現地時間)にシャルル・ド・ゴール国際空港を離陸する予定だったが、「通信システムの不具合」により予定通りの運航ができなかった。

　使用機材はエアバスA350型機だった。ベトナム航空は、エアバスとエールフランス(Air France)の協力を得て復旧に努めたが、長い時間を要した。

　同便の遅延により影響を受けた乗客は査証(ビザ)の有無によってパリ市内または空港内のホテルに滞在し、宿泊費と交通費はベトナム航空が負担した。

　なお、子連れの乗客や乗り継ぎ便の乗客など40人近くが優先的に翌25日の同社および他社の運航便に振り替えられ、ハノイ市に輸送された。

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