ホーチミン中心部のディスコを摘発、200人以上に麻薬陽性反応 [社会]

　ホーチミン市警察は24日午前1時半ごろ、1区ファングーラオ街区ナムコックカン通りにあるディスコ「030-X8」の立ち入り検査を実施し、大量の麻薬を押収した。

　大音響の中で踊り狂っていた数百人の客は、警官の姿に気付くと、店外への逃走を図った。客らは麻薬の入った袋を床に捨てて、一斉に出口へと押し寄せたが、店外は警官隊により完全に包囲されていたため、全員阻止された。

　このうち、麻薬を使用した形跡のある客とスタッフ300人余りが警察署に連行され、取り調べを受けた。麻薬検査では、約200人に陽性反応が認められた。

　このディスコの多くのスタッフは、麻薬不法所持の疑いが持たれている。警察は現在、裏付け捜査を進めている。

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