中圧電線が落下、路上カフェの客が感電死―ホーチミン [社会]

　ホーチミン市タンビン区2街区グエンチョントゥエン通り(duong Nguyen Trong Tuyen)で17日午前9時ごろ、中圧電線が落下し、路上カフェでコーヒーを飲んでいた男性客を直撃する事故が発生した。この男性客は感電死した。

　被害に遭ったのは、バイクタクシーとして働いていたL・N・Hさん(59歳、同区在住)。事故発生直後、地元住民が木の棒で電線を払い除けてHさんを救出し、病院に救急搬送したが、重症で死亡が確認された。

　Hさんは自宅からほど近いこの路上カフェの常連客で、よく新聞を読みながらコーヒーを飲んでいたという。

　ホーチミン市電力総公社(EVNHCMC)のタンビン支社は事件当日午後、被害者の遺族を慰問し、葬儀や埋葬にかかる費用として補助金を手渡した。EVNHCMCは遺族に「妥当な措置」を適用することを約束している。

　EVNHCMCは当局と協力して原因究明を急いでいる。

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