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[社会]

「飲んだら乗るな」飲食店が運転代行サービス展開、新法律施行で

2020/01/06 15:00 JST更新

(C) plo
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 酒量にかかわらず飲酒運転を一切禁止とするアルコール被害防止法が2020年1月1日に施行されたことを受け、多くのレストランや居酒屋は、客を自宅まで送り届けるサービスを開始した。

 ホーチミン市トゥードゥック区にあるBBQレストランでは、自分の車で来店した客のために運転代行をするスタッフ3~5人を確保し、さらにレストランのバイクと車での輸送サービスも提供する。

 同市ゴーバップ区の別のレストランでは、配車アプリの運転手と提携し客を自宅まで送り届けるサービスを展開し、客の車両を翌日まで保管する駐車場も確保する。

 アルコール被害防止法では、血液中または呼気中にアルコール濃度がある状態での交通手段の運転を禁止すると規定し、ビールや酒類を摂取した場合は、酒量にかかわらず運転が禁じられる。

 このほかに、◇他人への飲酒の強要やそそのかし、勧誘などの行為、◇満18歳未満への酒類の販売や提供、◇アルコール度数15度以上の酒類の広告などを禁止している。

 なお、同法をガイダンスする政令第100号/2019/ND-CP(2020年1月1日施行)では、自転車での飲酒運転に8万~60万VND(約380~2850円)の罰金を科すと定めている。

 また、バイクでの飲酒運転に200万~800万VND(約9500~3万8000円)、自動車での飲酒運転に600万~4000万VND(約2万8600~19万円)の罰金を科す。新たな罰金額は従来と比べて大幅に引き上げられている。 

[Plo 19:48 1/1/2020, A]
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