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[社会]

韓国で麻薬流通させたベトナム人4人拘束、遊興費など稼ぐ目的

2020/08/24 04:53 JST更新

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 韓国の蔚山(ウルサン)海洋警察署は20日、遊興費や生活費を稼ぐため麻薬を不法に流通させた疑いでベトナム人の男女4人を蔚山地方検察庁に拘束したと発表した。

 21~22歳の男女の留学生3人が元締め、不法滞在する20歳の男が仲介役を担い、現在明らかになっているだけでも2019年8月から2020年6月にかけて、合成大麻370g、覚せい剤1g、MDMA52錠を販売していた。

 これは約1500人分に相当する分量だという。麻薬はベトナムから国際郵便で受け取ったり、韓国内の別の元締めから購入していた。また合成大麻は留学生の1人がベトナムから韓国に持ち込んでおり、その量は500gに上ることが分かった。

 留学生らは全羅北道(チョルラブクド)益山(イクサン)市、同全州(チョンジュ)市と慶尚北道(キョンサンブクド)地域、大邱(テグ)市をそれぞれ拠点とし、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通して韓国在住のベトナム人、もしくは仲介人に提供していた。

 受け渡しは対面のほか、虚偽の名義でコンビニに送付した宅配物を受け取る形をとり、取引終了後はSNSのIDを削除したうえでスマートフォンのSIMカードを交換していた。

 検察の調べで留学生2人はMDMA、1人はMDMAと覚せい剤、合成大麻を摂取していたことも明らかになっている。 

[蔚山海洋警察署報道資料 20/08/2020, S]
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