VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[社会]

ベトナム初のAIロボット「チーニャン」お披露目、教育用に開発

2020/12/01 14:28 JST更新

(C) Thanh nien
(C) Thanh nien
 人工知能(AI)分野のスタートアップ企業であるオープンクラスルーム(Open Classroom)は、このほど開催された教育テクノロジーフォーラム(EDU4.0)で国内初のAIロボット「チーニャン(Tri Nhan)」をお披露目した。

 同社のAI専門家ファム・タイン・ナム氏によると、チーニャンにはAIやビッグデータ、モノのインターネット(Internet of Things=IoT)、クラウドコンピューティング、3Dプリンティング、ブロックチェーン(分散型台帳)、バーチャルリアリティー(VR)、拡張現実(AR)などの第4次産業革命(インダストリー4.0)の代表的な技術が導入されている。

 同社創業者のファム・ミン・トアン氏は、チーニャンを教育現場で利用するために開発した理由について、「今の学習の仕方はかつてと大きく異なっている。教科書とノートだけの学習方法は受動的だが、チーニャンを使えば能動的な学習が可能」と説明した。

 同社は2017年の「若手知識人プログラム」において、鮮やかな視覚体験で学習能力を向上させる「バーチャルラボ(Virtual Lab)」で最高の賞を受賞しており、チーニャンは2番目の教育テクノロジー製品となる。チーニャンの名称には、「人工知能」と「知恵のある人」の意味を込めたという。
  

[Thanh Nien 08:13 27/11/2020,O]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる