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ソクソン廃棄物処理複合区、日本のテクノロジーによる脱臭でほぼ無臭に

2021/01/11 05:29 JST更新

(C) hanoimoi
(C) hanoimoi
 日越環境改善株式会社(JVE)は6日、ハノイ市ソクソン郡にあるソクソン廃棄物処理複合区内の第4浸出液貯留槽(H4)で行っている脱臭実験について、1週間で臭気濃度が▲98.2%減少し、ほぼ無臭になったと報告した。

 これは、資源環境省傘下の水資源計画調査センターが実施した評価結果で、数字に表せない定性的(感覚的)評価と具体的に数字で表せる定量的評価に基づいている。

 JVEのグエン・トゥアン・アイン会長によると、悪臭のもとになっていた硫化水素(H2S)やアンモニア(NH3)、メタン(CH4)などが分解されて、臭気濃度が▲98.2%減少し、貯水槽表面の臭気指数の平均値は999から21まで減少した。また、施設周辺の空気の臭気濃度も▲94.2%減少したという。

 これに先立ち、JVEは昨年末、市の許可のもとでH4に脱臭設備を設置した。脱臭実験の期間は1か月。結果については、ハノイ市の専門機関や民間機関、村の人民委員会などが客観的に評価する。 

[Hnoimoi 18:15,06/01/2021 U]
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