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[社会]

75年前の1946年1月6日、ベトナム初の総選挙の記憶

2021/01/09 05:19 JST更新

(C) vovworld
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 今から75年前の1946年1月6日、ベトナム民主共和国としての初の総選挙が行われた。ベトナム民主共和国は、1945年の8月革命で成立した東南アジア初の社会主義国家だ。

 1925年にハノイ市で生まれた音楽家のグエン・バン・クイ(別名:ドー・クエン)氏は当時21歳。総選挙の当日の様子について、「雰囲気はとても沸き立っていた」と振り返る。どの通りにも旗やパネル、ポスター、横断幕が掲げられ、ハノイ市ではスローガンを叫ぶ声で人々が目を覚まし、皆が革命家を合唱した。

 この総選挙は、ベトナムで最初の国会の代表を選出するという特別なイベントだった。しかし、国会が立法を、政府が行政を司るというシステムは、当時の一般の人々にとっては真新しいものだった。そのため、故ホー・チ・ミン主席はすべての幹部たちに対し、国民が手にしている投票用紙がいかに重要なものか、そしてその投票用紙が共産党や政府、国民の今後の道筋と政策を決めるということなど、国民が仕組みを理解できるように説明することを求めた。

 当時、ベトナムの全71省・市で総選挙が実施された。投票率は有権者の89%、全体の80%に達し、投票率が95%に達した地域も少なくなかった。読み書きができる人は黒板のリストに従って自分で投票し、読み書きができない人も人生で初めての投票のために一生懸命に文字を暗記し、自分の手で投票用紙に記入した。

 多くの人々は国民としての権利を行使できたこと、そして自分たちの上に立つにふさわしい代表を選出できたことを心から喜び、涙を流したという。 

[VOV World 15:51 06/01/2021, A]
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