バクニン省で67歳女性が死亡、第4波で10人目の死者 [社会]

　保健省の26日午後の発表によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により国内3760人目の感染者(女性・67歳)が死亡した。

　新型コロナによる死者は国内45人目、4月末から広がった第4波では10人目となる。

　死亡した女性は北部紅河デルタ地方バクニン省トゥアンタイン郡(huyen Thuan Thanh)在住。2007年に甲状腺腫の放射線療法を受けてから甲状腺機能低下症や高血圧を患っていたほか、糖尿病でインスリン注射を打っていた。

　女性は5月11日にバクニン省トゥアンタイン郡総合病院に入院し、肺炎と診断された。翌12日に新型コロナ陽性となり、バクニン省総合病院に転院。抗生物質や人工呼吸器、透析などによる治療を受けた。

　25日に病状が悪化し、心不全や敗血症性ショックの症状が現れたため、ハノイ市の第2中央熱帯病病院に転送されたが、25日夜に死亡が確認された。

　死因は敗血症性ショックと新型コロナによる肺炎、高血圧・甲状腺機能低下症・糖尿病・肥満に伴う心不全と診断された。

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