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[社会]

ホーチミン:「3つの現場」導入済みの企業に従業員の入替・追加をガイダンス

2021/07/31 10:45 JST更新

(C) tuoitre
(C) tuoitre
 ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)は29日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として「3つの現場」・「1つのルート・2つのスポット」体制を導入しているメーカーについて、従業員の入替・追加に関するガイダンスを発出した。

 この背景には、体制を導入済みの多くのメーカーで従業員の入れ替えや追加の必要性が生じていることがある。ガイダンスによると、メーカー各社は以下の6つのステップを踏んで準備を行わなければならない。

1.工場に新たに入る従業員向けに、既存の宿泊施設とは完全に別の宿泊施設を確保し、新たに入る従業員が既存の従業員と接触することのないようにする。

2.1日目に従業員の新型コロナウイルス検査を行う。検査は保健局が求める要件を満たした組織・機関が実施する。

3.1回目の検査で陰性判定が出た従業員については、引き続き別の宿泊施設で過ごすよう手配する。

4.3日目に2回目の新型コロナウイルス検査を実施する。

5.2回目の検査でも陰性判定が出た従業員のみ業務に就くことができる。

6.工業団地・輸出加工区・ハイテクパーク・ソフトウェアパークの入居企業の場合、管理委員会に従業員の変更を報告し、それ以外の企業の場合は、トゥードゥック市・各区郡の医療センターに従業員の変更を報告する。

 4月末から広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波で感染状況が最も深刻なホーチミン市では、全国で最も厳しい社会的隔離措置を適用し、さらに「3つの現場」・「1つのルート・2つのスポット」体制を確保できるメーカーのみが営業の継続を認められている。

+「3つの現場」:◇現場での生産、◇現場での食事、◇現場での休憩・宿泊
+「1つのルート・2つのスポット」:1つのルートのみを通って労働者を住居(社員寮やホテルなどの宿泊施設)から生産現場に輸送。 

[Tuoi Tre 21:19 29/07/2021, A]
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