ホーチミン：幼児教育施設151か所がコロナ禍で閉園・活動停止 [社会]

　新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、幼児教育をはじめとする教育施設は様々な困難に直面している。ホーチミン市教育訓練局によると、2020-2021年度に閉園・活動停止した幼児教育施設は151か所(幼稚園27、保育所124)に上った。

　教育訓練省が発表した新学年度(2021-2022年度)スケジュールに関する決定によると、始業時期は例年通り9月初めとなっている。

　ただし、ホーチミン市では現在、新型コロナ対策の一環で、多くの教育施設が隔離施設やワクチン接種会場に転用されているため、市の状況を踏まえた上で始業時期を調整することになっている。また、小中高では最初の10週間をオンラインで実施することが計画されている。

　なお、同市における新学年度の学生総数は前年度比+3万0939人増の約174万人となっている。このうち、小学生は+3万1517人増、高校生は+5100人増となったが、中学生は▲6733人減少した。

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