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[社会]

ホーチミン:新型コロナ回復者向けリハビリ科を設置、市内初

2021/09/10 03:59 JST更新

(C) vnexpress
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 ホーチミン市のトンニャット病院は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療を終えた回復者向けのリハビリテーション科を市内で初めて設置し、6日より稼働を開始した。

 病床数は40床で、今後100床に拡大する見通し。当面は医師7人と看護師18人、ボランティアメンバーが担当する。多くの専門科から成る治療チームは、現代医学や伝統医学、理学療法、リハビリテーション、栄養改善、心理的サポートなど様々な方法を組み合わせて患者に対応する。

 トンニャット病院のボー・タイン・トアン副院長によると、多くの新型コロナ患者が回復・退院後も引き続き基礎疾患の治療や身体的・精神的な後遺症のリハビリを必要としていることから、同科の設置に至ったという。

 現行規定では、感染者(F0)は回復・退院後に自宅で14日間の健康観察を行うことになっているが、その間も割合は低いものの再陽性になったり、感染を広げてしまったりする可能性があるため、体調に問題があってもなかなか病院に行けないという実状がある。 

[VnExpress 10:54 07/09/2021, A]
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