ハノイ：冠婚葬祭の人数は30人以下に制限 [社会]

　ハノイ市は1日夜、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と安全かつ柔軟に共存するための臨時措置に関する規定を発表した。今回の規定には、冠婚葬祭や宗教活動など大人数で集まる活動に関する詳細な規定が盛り込まれている。

　規定によると、結婚式で同時に集まる人数は30人以下に制限する。参加者や主催者、スタッフは十分な回数のワクチンを接種済み、または新型コロナに感染して回復済みである必要がある。健康観察中および自宅隔離中の人々、感染疑い者、ワクチン未接種、または十分な回数を接種していない身内以外の人々は不参加を推奨する。

　葬式で同時に集まる人数についても30人以下に制限する。弔問に訪れる際は、1グループの人数を5人以下とし、飲食は行わないこととする。

　宗教施設などについて、宗教活動に同時に参加する人数は20人以下に制限する。参加者は十分なワクチンを接種済みか新型コロナに感染して回復済み、もしくは72時間以内の新型コロナ検査で陰性である必要がある。健康観察中・自宅隔離中の人々、感染疑い者は参加しないこととする。

　レストラン・飲食店(ビール・アルコール類の提供施設を除く)は午後9時までに閉店。店内飲食は認めるが、定員を通常時の50％とし、ソーシャルディスタンスを確保しなければならない。理美容店は新型コロナ対策を厳守。いずれも店主と店員は、十分なワクチンを接種済み、または感染して回復済みの必要がある。

　屋内での運動やスポーツ活動については、定員を通常時の50％とし、なおかつ同時に集まる人数は30人以下に制限する。参加者は十分なワクチンを接種済み、または感染して回復済みでなければならない。

　なお、ディスコ、カラオケ、マッサージ、バー、ゲームセンターの営業は引き続き停止とする。

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