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[社会]

保健省、インド製ワクチン「コバクシン」の緊急使用を許可

2021/11/11 06:17 JST更新

(C) vnexpress
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 保健省は10日、インドの製薬会社バーラト・バイオテック(Bharat Biotech)とインド医学研究評議会(ICMR)が共同開発した新型コロナウイルスワクチン「コバクシン(Covaxin)」の緊急使用を許可した。

 世界保健機関(WHO)は今月3日に「コバクシン」の緊急使用を許可した。

 「コバクシン」は2回接種型で、研究と治験の結果78%の有効性が確認されている。保管が容易なため、低温管理が難しい低中所得国での使用に適しているとされる。

 ベトナムではこれまでに、◇英国アストラゼネカ(AstraZeneca)製、◇ロシア製「スプートニクV(Sputnik V)」、◇中国シノファーム(Sinopharm)製、◇米国ファイザー(Pfizer)製、◇米国モデルナ(Moderna)製、◇米国ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson=J&J)製、◇アラブ首長国連邦(UAE)「ハヤット・バックス(Hayat-Vax)」、◇キューバ製「アブダラ(Abdala)」の8種類のワクチンの緊急使用が許可されており、「コバクシン」が9種類目となる。

 ベトナムはこれまでに海外から各種の新型コロナウイルスワクチン計1億2500万回分を受領しており、10日午前までに全国で9400万回分以上が接種された。このうち18歳以上の接種対象者3000万人以上が2回接種済みで、成人人口の2回目接種率は42%となっている。 

[VnExpress 14:00 10/11/2021, A]
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