[社会]
保健次官にけん責処分、管理怠り保健省の違反引き起こす
2022/01/10 05:01 JST更新
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ファム・ミン・チン首相はこのほど、公務執行上の違反があったとして、グエン・チュオン・ソン保健次官に対し、けん責処分を科すことを決定した。
これは、ベトナム共産党傘下の中央監査委員会が2か月前に出した、保健省における2016年から2021年までの違反に関する結論を実行するためのもの。
ソン保健次官の違反の詳細は明らかになっていないが、党規では、違反した党員に対し違反の度合いによって、◇けん責、◇警告、◇罷免、◇党除名のいずれかの処分を科すと規定している。
ソン保健次官はホーチミン市のチョーライ病院の院長を務めた後、2018年11月に保健次官に就任した。国の医療業界、特に臓器移植における高度な技術の開発に大きく貢献し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生後は手腕を発揮し各地で対策に積極的に取り組んできた。
なお、中央監査委員会の結論によると、2016~2021年任期の保健省党幹事部が、党規や幹事部の規制に違反し、責任を果たさず、指導を怠ったことにより、医薬品監理局など同省傘下の複数の機関・組織で深刻な法律違反が起こったという。これにより、ソン氏は中央監査委員会からけん責処分を受けた。
[VnExpress 20:40 06/01/2022 / Tuoi Tre 19:14 06/01/2022, A]
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