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[社会]

ホーチミン:テト前のATMへの負荷軽減、非現金決済浸透で

2022/01/27 06:30 JST更新

(C) tuoitre
(C) tuoitre
 テト(旧正月)休暇の時期が近付くと、例年は現金自動預け払い機(ATM)の前で現金を引き出す人の長蛇の列をよく見かけたものだが、今年はいつもと異なる。例年より早く休暇に入った労働者が多いことや、キャッシュレス決済に慣れた消費者が増えたことなどが要因のようだ。

 サコムバンク[STB](Sacombank)カードセンターのファム・ドゥック・ズイ所長によると、最近のATMでの現金引き出し状況に基づいて、テト前にATMの現金補充量を増やさないことを決めたという。特に大都市では、現金使用に代わってキャッシュレス決済が増えているため、補充量を減らしている。ただし、北部や東南部の工業団地や輸出加工区では、依然として現金引き出しの需要が多いため、同行はテト期間中も24時間態勢でトラブル対応に備えるとしている。

 ベトナム国家銀行(中央銀行)ホーチミン市支店は各銀行に対し、工業団地などのATMでの現金引き出しに備えるよう指示した。今年は新型コロナの対応で例年より早目に休暇に入る企業があり、給与や賞与の支払いが早まったため、ATMへの負荷は軽くなった。国家銀行へもATMのトラブルはまだ報告されていないという。
  

[Tuoi Tre 06:35 25/01/2022,O]
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