ホーチミン第175病院、コロナ対策従事の医療スタッフのため集団結婚式を開催 [社会]

　国防省傘下の第175軍隊中央病院(ホーチミン市ゴーバップ区)は16日に記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に当たっていたため、結婚式を延期・中止した医療スタッフ20組の集団結婚式を行うと発表した。

　集団結婚式は20日夜に同病院の敷地内で行われる。これを記念して、新型コロナ対策に従事してきた医師らの功績を称える芸術公演プログラムも催される。

　新郎新婦が式で身につけるドレスとスーツは有名デザイナーがプロデュース。さらにスポンサー各社から、結婚写真や指輪、メイクアップ、寝具、国内旅行用の航空チケット、現金4000万VND(約20万円)が贈られる。

　新婦の1人であるレ・ティ・クイン・ニューさんは、「新型コロナが流行したので、挙式はせずに入籍だけで済ませました。集団結婚式を開いてもらえることになり、とても感動しています」と述べた。

　新郎新婦らは、式当日に家族や親しい友人など20人をそれぞれ招待し、みんなで喜びを共有する。

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