[社会]
ホーチミン:子供を抱っこしながら教室で授業、ママ先生が話題に
2022/03/22 04:55 JST更新
) (C) tuoitre |
ホーチミン市ビンタイン区のタインダー中学校でこのほど、女性教師Cさんが2歳の娘を抱っこしながら、教室で中学1年生(日本の小学6年生に相当)に地理の授業をしていたことが話題になっている。
同校のディン・ティ・ティエン・アン校長は、校内を巡回している際に気付いたが、問題はないと判断した。
Cさんは、「私には2人の子供がいて、上の子は5歳で幼稚園に行っています。下の子は2歳4か月でいつもは近所の家に預けていますが、当日は預けることができず夫も出張で不在だったので、仕方なく学校に子供を連れて行きました。子供は、午前中は職員室で大人しくしていましたが、午後になるとむずかって抱っこを求めてきました。私は生徒たちに事情を説明して授業に集中するよう諭すと、普段より真剣に勉強していました」と話した。
アン校長によると、教員が学校に子供を連れて来るのは珍しくないが、通常は小学生以上で、職員室で1人で待っている。Cさんの場合は、子供が小さく、また初めて来た学校で周りは知らない人ばかりの環境だった。
Cさんは同中学校でITを使いこなして授業を行う有能な若手教員と評価されている。在宅でリモート授業も可能だが、Cさんは対面での授業を希望しているという。
[Tuoi Tre 11:30 16/03/2022, O]
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。