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[社会]

ホーチミン:新型コロナの「遺物」をカフェで展示、戦いの記憶

2022/06/02 03:08 JST更新

(C) vnexpress
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 ホーチミン市フーニュアン区グエンバンチョイ通り140B番地(140B Nguyen Van Troi, quan Phu Nhuan)にあるカフェで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する様々な資料が「遺物」として展示されている。

 これは、フーニュアン区共産党委員会が「沈黙」をテーマに主催するもので、会期は5月29日から6月4日までとなっている。展示物は、カフェの店主であるフイン・ミン・ヒエップさんをはじめ、多くの人々が新型コロナとの戦いの記憶として収集したものだ。

 カフェでは一角に仮設病院の空間を再現しているほか、通行証、買い物整理券、軽症の感染者に配布された薬袋セット、ワクチンの瓶、などの資料や、写真、絵、ジオラマなど計3000点余りを展示し、同市が新型コロナと戦ってきた過程を紹介している。

 また、新型コロナの流行中に話題となった商品無料のミニスーパーや自動コメ配り機(コメATM)なども展示している。 

[VnExpress 15:01 30/05/2022, A]
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